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7月26日〜30日 飯塚オートの展望

2017年07月25日

 第60回GIダイヤモンドレース開幕!


 

 今年で60回目を数える飯塚のGIダイヤモンドレース。飯塚でナイターレースが開催されるようになってから、この大会はナイターで行なわれるようになった。前年の覇者は青山周平で、今回も参戦している。他にも各地から強豪が集まり、その覇が争われる。

 今回出場する中で最も状態が良いのは永井大介。前走の地元GIで見事優勝してきた。エンジン的には劣勢だったが、技を生かした走りで栄冠を掴んだ。乗り手のリズム的には最高の形で今回に入れる。

 その優勝戦に乗っていたのは早川清太郎、金子大輔、新井恵匠。早川は、永井よりもエンジン強めだったが、永井の巧い走りに攻略の糸口が見えなかった。ただし、車の仕上がりは良く、通常マフラーになるとは言え、同じナイターレースなので気持ち的にはやりやすい。金子も復帰後は順調な回復を見せ、本来の冷静な走りが随所に見られるようになった。この流れで行き、完全復活を果たせば、記念レースの舞台でも最高の結果を掴む事ができるだろう。新井は、やや低迷していたが、前走の優出で上昇ムードに乗りたいところ。

 前回覇者の青山周平は、前走の地元で優出。更にその前の節では優勝を決めており、好調の波に乗っている。前走の優出4着のレースでは、桜井晴光が久しぶりに優勝を決めた。この時は最重ハンの10M前だったアドバンテージがあったが、今回からハンデは重化されるものと思われる。しかし、このダイヤモンドレースは2007年の覇者であり、けっして軽視はできない。桜井が優勝した伊勢崎の一般開催で準優勝だったのは三浦康平。ここ数節は調子を上げており、スピードレースで活躍できる状態になっている。

 全国ランク1位の鈴木圭一郎は、前走の川口では初日にフライング、2日目に反則と珍しく調子を崩していた。それでも、4回走って1着3回を含むオール連対。エンジン面は心配なさそうだ。浜松勢では、鈴木圭と金子の他に佐藤貴也が有力。ここ数節はある程度の成績でまとまっている。記念レースでは優出する機会も増えてきており今回も期待できる。

 地元飯塚勢は、突き抜けて好調な選手はいないが、長らく飯塚勢を引っ張ってきている浦田信輔は高位で安定。力強い走りが見られている。その弟分・田中茂も調子が上がっており、近況は優出が増えてきている。速攻派で言えば荒尾聡と篠原睦。共に前走は川口GIで、荒尾は2日目の8着以外は全て車券に絡む結果。篠原は2日目に1着あるが、シリーズを通してエンジンはイマイチだった。この大会のポスターの表紙を飾っている鐘ヶ江将平は、まだ記念タイトルを取っていないが、ここ近年は着実な成長が見られており、いつ記念を取ってもおかしくない状態。

 山陽勢はおおむね低調。ランク筆頭は松尾啓史だが、今年の初めの勢いがなくなってきている。夏場の熱い走路への対応が遅れているかたちか。岩崎亮一、岡部聡、人見剛志、佐々木啓らもエンジンは至って並。記念レースでは苦戦が想定されるので、早い段階での立て直しが望まれる。浜野淳と前田淳は不調ぷりが深刻。なんらかの良化のキッカケが欲しい。

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主な出場予定選手
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浦田 信輔〔飯塚 S-8(23期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-11(27期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-13(26期)〕
鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
金子 大輔〔浜松 S-7(29期)〕
青山 周平〔伊勢崎 S-2(31期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-9(29期)〕
永井 大介〔川口 S-5(25期)〕
松尾 啓史〔山陽 S-12(26期)〕


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