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5月21日〜23日 浜松オートの展望

2020年05月20日

 浜松VS川口!


 

 今回の浜松オートは数日後にGIが控えているため、それに出場する選手にとっては最終調整の格好の場。今回でリズムを上げて、次につなげたい。ちなみに今回出場するのは浜松と川口の選手のみ。

 浜松のエース鈴木圭一郎は前走の川口で完全優勝を決めてきた。優勝戦は、先に先頭に立った中村雅人を最終3コーナーできっちり捕まえての勝利。走りには気合が入っているし、エンジンの方も仕上がっている。あとは地元走路に合わせるだけ。

 佐藤貴也と金子大輔の29期コンビは前走が伊勢崎GII。佐藤貴はシリーズ中に白星がなかったばかりか、1回の連対もなかった。ナイター開催にうまくエンジンを合わせられなかった。金子も同様に1回の連対もないだけでなく、準決では反則失格。リズムとしては両者とも良くないので、今回の地元で立て直したい。

 木村武之も前走は伊勢崎GIIだった。ここでは準決3着で惜しくも優出を逃したが、5日間のシリーズで全て車券に絡む安定感を見せていた。今年はまだ波に乗れていない印象があったが、ここから巻き返しを図りたい。伊藤信夫は前走の川口では準決8着だったが、最終日に白星を挙げ、通算1000勝を達成した。これからもまだまだ白星を積み重ねていくだろう。

 川口S級陣は若井友和がランク上位。前走の伊勢崎GIIでは優出できなかったが、シリーズを通して着をまとめていた。エンジンはある程度の位置にあり、今回の一般開催なら十分戦える。鈴木清は伊勢崎GIIで優出してきた。序盤の仕掛けに冴えが戻っており、連続優出を目指してひた走る。

 佐藤摩弥と佐藤裕二は前走が地元4日間開催だった。ともに初日から連勝を決めていたが、準決では力を出し切れなかった。それでもエンジン自体は中堅上位にはあるので、今回も期待できる。

 前走の川口で優出後なのは中野憲人、高石光将、早船歩、中山透で、特に中山はスピードのある走りを披露していた。中野も堅実な追い込みが光っていたし、高石はハンデを活かして激走していた。

 前回の浜松で優出していたのは山脇孝志、鈴木健吾、長谷晴久。山脇と鈴木健吾は初日から連勝発進。長谷も道中で落ち着いた走りを見せていた。

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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-2(32期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-11(29期)〕
金子 大輔〔浜松 S-15(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-17(26期)〕
若井 友和〔川口 S-8(25期)〕
佐藤 摩弥〔川口 S-14(31期)〕
鈴木 清〔川口 S-29(23期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-35(24期)〕


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