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若獅子杯争奪戦(GII)<山陽>優勝戦の回顧

2020年10月18日

 地元の丸山智史が記念タイトル初優勝!


 山陽オートで行われていたGII若獅子杯争奪戦は、地元の31期・丸山智史が勝利をもぎ取った。丸山は記念レースで初優勝。それを地元走路で決めてみせた。

 競争は良走路で行われ、試走は青山周平が一番時計の28。次いで中村友和、丸山智史、鈴木圭一郎が30。小原望が33、木山優輝が34、赤堀翼が35、占部健太が36だった。

 まずはスタート争いだが、0ハンは中枠から赤堀が先行し小原が続く。10線の木山はしっかりとスタート残す。20線は丸山がトップスタートを決め、これに鈴木圭と青山が続く。中村は最内から枠なりに出ることができなかった。

 レース展開は先頭を走る赤堀が軽快な逃げを見せ、小原がピタリと追走。後方では丸山が木山と占部を交わし早々と3番手に付ける。鈴木圭は青山を引き連れて順当に番手を上げていく。赤堀と小原は終始重なって走っていたが、少し離れた隙を丸山が突く。小原のインに突っ込み2番手にジャンプアップ。後ろでは青山が鈴木圭を交わして進撃。逃げる赤堀はペースを保っていたが、丸山が終盤に渾身の突っ込み。これが功を奏し先頭に踊り出る。そして、そのままゴール。後ろでは青山が続いていたが、ゴール前に鈴木圭が逆転のチョイ差しを決め、鈴木圭が準優勝だった。

 またもオート界にニュースターが誕生した。今年は若手で記念レースを初めて優勝する選手が続出している。今回も丸山がそうだった。しかし、それはなんら不思議なことではない。丸山は近年メキメキと力を付けていて、今期は自身最高のS級21位にランクされている。優勝回数もこれまで6。そろそろ記念レースを獲ってもおかしくなかった。更に今回は鈴木圭や青山を負かせての勝利。これは大きな自信になるだろう。今でもだいぶスピード、捌き、スタートと整ってきたが、このまま成長を続ければGI、そしてSGの舞台でも主力選手になれるだろう。



若獅子杯争奪戦(GII)<山陽>優勝戦のレース結果
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