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11月29日〜12月1日 山陽オートの展望

2022年11月28日

 緒方浩一、金山周平が優勝後の参戦!


 

 今回の山陽オートはミッドナイトだけに参加選手は多くないが、好調な選手が数名おり、シリーズを盛り上げていきそう。注目の選手を挙げていく。

 地元のS級は3名参加予定。その中でランクトップは岡部聡。前走も地元で走っており、そこではしっかり優出していた。優勝戦は10Mに3車並んだ最内に入ったが、スタートで外枠の選手に行かれてしまい苦しい展開に。そこから追い上げていったが5着の結果だった。しかし、予選準決は3走して1着2本の2着1本。優勝戦でも試走タイムは出ており、エンジン面は良い部類。今回出場する中では実績断然なので、再び優勝戦まで駒を進めてくるか。

 他の2人は浜野淳と前田淳。浜野は前走が飯塚GIだったが、成績としてはイマイチだった。一応、準決までは進んでみせたが、エンジン的には上積みが必要な状況。前田はここ2節飯塚で走っているが、エンジン的には中堅。決して悪くはないがもう少し上向かせたいところ。川口からS級として来場するのは大木光。ここ3節は飯塚で走っていた。その中にはSGやGIも含まれているが、何度か見せ場は作れており、エンジン状態は悪くない。

 前走で優勝しての参戦は緒方浩一と金山周平。緒方は前走の地元で優勝。この時は最重ハンの10M前に置かれていたが、4車並びの0ハンからトップスタートを決めると、そのまま先頭を譲らずゴール。試走タイムも出ていたし、スタートも切れているので今回からハンデが重化しても心配はなさそう。金山は前走の地元で優勝。優勝戦では試走タイムがイマイチだったが、最重ハンの20M前の位置を生かし速攻を決めてみせた。今回からハンデ重化は避けられないが、勢いがある今なら克服も可能。

 他に好調なのは春本綾斗、深谷俊太、野本佳章といったあたり。春本は前走の地元で優出し3着。優勝のチャンスもありそうだったが、緒方にスタートで行かれて好展開を作れなかった。それでも予選準決はオール連対で通過しており、調子は上がっている様子。同じ優勝戦には深谷も乗っていた。結果は6着だったが、その前の地元でも優出しており、良いリズムに乗れている。野本は前走の地元で優出し6着。3節前には優勝を飾っており、大きな流れで言えばエンジンは高い位置で保てている。

 山田真弘、掛川和人は前走の飯塚GIで存在感を示していた。大月渉は走りがムラ傾向ながら、つぼにはまった時のパワーは脅威。B級では角翔太郎が着実に力を付けており、レース結果にもつながっている。

 
 ※11月26日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。

 

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主な出場予定選手
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岡部 聡〔山陽 S-39(19期)〕
浜野 淳〔山陽 S-40(24期)〕
前田 淳〔山陽 S-43(27期)〕
大木 光〔川口 S-37(28期)〕
緒方 浩一〔山陽 A-47(30期)〕
金山 周平〔伊勢崎 A-93(27期)〕
春本 綾斗〔山陽 A-146(31期)〕
深谷 俊太〔浜松 A-100(34期)〕


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