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オートレースメモリアル(GII)<浜松>優勝戦の回顧

2022年11月30日

 加賀谷建明が圧巻の走りでメモリアルV!


 浜松オートで行われていたGIIオートレースメモリアルは、川口の27期・加賀谷建明が制した。トップスタートからブッチ切りの走り。前走の飯塚GIに続いて記念レースで連続優勝を成し遂げた。

 試走は鈴木圭一郎が一番時計で26。高橋貢が28、金子大輔が29、加賀谷が30、岩崎亮一と荒尾聡が31、佐藤貴也が32、竹谷隆が34だった。

 10Mオープンのスタート争いは、4枠から加賀谷が飛び出していく。これに一つ外の佐藤貴が乗って出る。2枠の岩崎は踏ん張って3番手発進。高橋貢もまずまずのスタートを切った。

 いきなり先頭に立った加賀谷は序盤からペースを上げていく。佐藤貴の追走に岩崎が仕掛けの機会をうかがう。2人が軽く競り合う間に加賀谷は大きなリードを作っていく。鈴木圭は7番手発進から徐々に車を押し上げていく。佐藤貴の抵抗にあいながらも鈴木圭は進んで行ったが、2番手に立った時には先頭の加賀谷はセーフティーリードを作っていた。そのまま加賀谷が押し切り先頭ゴール。

 加賀谷は先行逃げ切りの王道パターンで勝ち切ってみせた。爆発的なスタート力と圧倒的な独走力が加賀谷の持ち味。その両方を今回の優勝戦でいかんなく発揮してみせた。加賀谷の真骨頂とも言える走りだった。この後は地元で2節、一般開催で走り、そしてスーパースタートライアルに出場となる。この勢いを持続させたまま、地元の走路に合うセッティングが見つかれば、年末は大注目の存在になるかも。


オートレースメモリアル(GII)<浜松>優勝戦のレース結果
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