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吉田イズムを継ぐ方々。

2020年01月12日

久しぶりの園田遠征でまさかの開催中止となり、吉田勝彦アナウンサーの生実況聞き納めが出来なかったことを前回のブログに書きましたが、
1月9日のレース実況引退日は無事開催が行われ、吉田さんのラスト実況が場内に響き渡りました。
わたしはネット観戦でしたが、ゴール直後にファンの方々による拍手が聞こえ、とてもとても感動しました。


吉田さんがレース実況を引退した後は、この方々が後を受け継いでいきます。

DSC_0528.JPG

竹之上次男アナウンサーと、三宅きみひとアナウンサー。

竹之上さんは、正統派なレース実況に、時々ポロリと吉田節を入れて来るイメージ。
直近では楠賞でジンギが並ばれた時の、「リンゾウチャネルが楽々抜けていきます...」の言い方が、
リンゾウチャネルの強さに脱帽!という雰囲気が出ていてとても好きです。

一番近くで吉田さんのレース実況を聞いて来た竹之上さんですから、いよいよ引退されるということで、淋しさ満載なのではないかしら?と思っていたら、
「まぁ吉田さんが消えてなくなるわけではないからね。
これからも展望番組には引き続き出ますし、イベントとか、講演とか、今まで以上に増えるんじゃないかなと思っています。
吉田さんのことだから...ひょっこり実況するかもしれないし(笑)」

レース実況引退で淋しいというよりも、これから先の吉田さんをとても楽しみにしているんだなと感じました。
さすが吉田さんの愛弟子!

もう一方、三宅アナウンサーは熱い男というイメージが強いです。
我流を極めて一流になった吉田さんと、正統派に吉田節を加える竹之上さんという個性の強い先輩二人に対して、
どんな風に個性を出してくるのかなぁと思っていたら。

この方、歌ってますよね?
レース中ではないですが、馬場入場の時に歌ってますよね?
最初に聞いた時には度肝を抜かれましたが、今や重賞で三宅さんが実況するとなると、
「どの馬で歌うのかな?」と楽しみにしています。
だいたい予想が外れて、「そう来たか!」ということの方が多いのですが。

せっかくなので、三宅さんに「なぜ歌い出したのか?」を伺ってみました。
「一番最初は2016年ののじぎく賞で、高知のイノセントワールドという馬が遠征に来て、その時初めて歌ってみました」

とのこと。
事前に竹之上さんに相談などはなかったらしく、
「今、歌ったな、と思った(笑)」と竹之上さん。

「何度かやらせてもらっているうちに、周りの方々から反響があって、それで重賞の時には恒例のような感じになりました」
ということでした。


吉田さんの背中を見て来た実況アナウンサーのお2人。
それぞれ独自のスタイルを持っているので、今後のレース実況をとても楽しみにしています!!!

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