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8月2日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第45回ばんえい大賞典」(3歳)が行われます。
昨季はメムロボブサップが三冠に輝いている、3歳三冠レースの第1弾です。最軽量650キロが牝馬エンゼルフクヒメ、670キロがゴールドハンターなど4頭、680キロがカイセドクター(牡、坂本東一厩舎)など3頭、690キロがコマサンダイヤ、トップハンデ700キロがキョウエイリュウ。その差は最大で50キロと大きくついていますが、前走と比較し、クラス上位のキョウエイリュウが40キロ、コマサンダイヤが30キロ増ですが、その他の馬は一気に60〜70キロ増。格付上位馬に有利なレースです。
◎7 コマサンダイヤ(牡、金田勇厩舎)690キロを本命に推します。2歳シーズン三冠目のイレネー記念でキョウエイリュウの三冠制覇を阻止しています。同世代同士のレースは重量差が勝負を左右します。今回はライバルのキョウエイリュウと10キロ差あります。今季はB1級スタートで、前走A2級-1組のわし座特別で3勝目をマーク。スタートから好位を進み、障害を早めにまとめて走り切る巧者コマサンダイヤの逃げ切りに期待がかかります。
○3 キョウエイリュウ(牡、村上慎一厩舎)700キロが対抗です。昨季ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップの二冠を制した実力馬。三冠目のイレネー記念は定量戦で死角はないと思われていましたが競走中止でした。コマサンダイヤが障害で勝負するタイプなのに比べ、障害ではためて末脚勝負なのがキョウエイリュウ。10キロ差と重い馬場を考慮し逆転もある対抗です。
▲6 ゴールドハンター(牡、金田勇厩舎)670キロが3番手。末脚自慢での670キロの軽量も魅力です。
<おすすめの買い目>
馬単 7→3・6・10・9(4点)
3連単(フォーメーション) 7→3→6・10・9(3点)
(文/小寺雄司)
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