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1月3日(日)の名古屋競馬メイン第11レースは「尾張名古屋杯」(C級、名古屋競馬場1600メートル)。
企画レースの準重賞でハイレベルなVバトルが期待できる。勝ちパターンが逃げ・先行タイプが多く、ハイペースの流れが予想される。
先行勢には苦しい展開と読んで、控える競馬もできる自在派◎4 セイプレシャス(牝4、安部幸夫厩舎)を狙い撃ちだ。昨秋当地転入後、6戦4勝、2着2回。走りに底を見せていないのも大きな魅力だ。先行力があって、好位からソツのないレース運びができ、キレも鋭い。当然のように成績は安定。最近2走は1400メートルだが、ともに1分31秒台と走破時計も上々。中央時には何度も一桁着順があるように能力があり、しかも主戦場は中距離。マイル戦は望むところで一番、軸馬にふさわしい。
逆転をうかがうのが転入後、無傷の3連勝を飾る○5 ザサンアップライト(牡4、角田輝也厩舎)。すべて1400メートルだが2着に明確な着順をつけて逃げ切り完勝劇で仕留める。中距離経験が少なく対抗評価に留めたが、ライバルを制して主導権を握れば4連勝が可能。
中央戦歴魅力は▲3 マクルーバ(牝6、竹下直人厩舎)。中央1勝馬で、昨年4月の福島ダート1700メートルでは1勝クラスで堂々4着に食い込んでいる。ゆったりレースが流れる中距離向きで一撃は十分。
不利な大外枠スタートになったが、3歳トップシーンでも活躍した△11 メタリフェル(牝4、川西毅厩舎)はハナを奪うととにかくしぶとく粘りを発揮する。先制できるかが好走ポイントだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔3・5・6・11(8点)
3連単(フォーメーション) 4→3・5・6・11→3・5・6・11 3・5・6・11→4→3・5・6・11(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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