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篠田 幸希選手

2024年04月02日

3月10日に松山競輪場で行われたルーキーチャンピオンレース。
優勝した篠田幸希選手(群馬123期)に今後の目標などお話を伺いました。

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大津:こういうインタビューや取材というのは何度かありましたか。

篠田:そうですね。過去に何度か取材をしていただいたことはあります。

大津:123期の中でも注目を集める存在ですが、ご自身ではどのように感じていますか。

篠田:いやぁ、あんまり目立ちたくないんですよね。
なんていうか期待ばっかされちゃうと、負けた時にお客さんに申し訳ないなとか思うっていうか。

大津:でも、勝った時は嬉しくないですか。

篠田:確かにそうですね、勝った時は期待されてて良かったなって思います。

大津:昨日(3月24日)は岐阜でS級特進がかかるレースでしたがいかがでしたか。

篠田:相手に5車並ばれたんでキツかったですね。相手ラインも「特進を阻止したい。」っていうコメントを出していたので、全力で勝ってやろうって思ったんですけどダメでしたね。(別線に突っ張られ巻き返して行くも、篠田の番手選手が落車しブロックした選手が失格)

大津:走る前は「特進だ!」みたいな意識はあったんですか。

篠田:そうですね、それはめっちゃありました。自分のラインの選手を落車させてしまったので、特進できなかった悔しさもありますが後ろの選手に申し訳ないです。

大津:デビューしてからどんどん力が付いてきてるなって実感はありますか。

篠田:力は付いている気はしますが、レースでの勘っていうか技術の部分がまだまだ分かってないので、そこは場数を踏んでいかなきゃって感じてます。

大津:まだデビューして1年経ってないですもんね。

篠田:そうですね。まだ足りない部分は多いです。

大津:たらればの話ですが、もし特進していたらS級レーサーの仲間入りでしたがS級でのレースっていうのは想像してみていかがでしょうか。

篠田:うーん、全然想像つかないですねぇ。S級の選手たちと練習もさせてもらっていますがレベルが全然違いますし、今のままじゃ歯が立たないって思ってます。

大津:どのような方々と練習されてるんですか。

篠田:小林泰正さん(群馬113期)とか佐々木悠葵さん(群馬115期)とかです。
やっぱり練習してても違います。
地脚系やダッシュ系の練習をしてても皆さん本当に凄くて刺激になります。
GIでも活躍されてる選手は凄いです。

大津:その中で篠田選手は先日松山競輪場で行われたルーキーチャンピオンで優勝という輝かしい成績を収められました。

篠田:あのレースは本当に同県の浮島君(浮島知稀選手・群馬123期)が頑張ってくれました。そのおかげで勝利することが出来ました。

大津:篠田さんは浮島さんの番手でしたが並びはすんなり決まったのですか。

篠田:はい、浮島君が前で走ってくれるって言ってくれて、すぐに決まりました。

大津:初の番手戦でしたが、普段とは違いましたか。

篠田:自力で走るときに比べて緊張感はマシでした。自力の時は後ろの人に迷惑をかけちゃったらどうしようとかプレッシャーも感じるんですが、今回はそういうのがなく、いつものレースよりは気楽に走れました。

大津:同期だけで走るっていうのは、今後あまりないと思いますが「この人にだけは負けたくない」って意識する同期の選手はいますか。

篠田:地元の浮島君ですかね。同県なんで。ライバルであり、いてくれることにより二人で高めあっていける存在なのかなって感じがします。

大津:ルーキーチャンピオンで優勝した次の日が誕生日でしたね。

篠田:そうですね、最高の誕生日プレゼントになりました。

大津:昨年は安彦統賀選手(埼玉121期)が優勝しました。篠田さんのプロフィールの友人欄に安彦選手の名前が載っているのですが交流があるんですか。

篠田:大学の同級生なんです。安彦が優勝してたってのは忘れてたのでレースの時は全然意識はしてなかったんですが、二人で優勝できたっていうのは縁を感じる部分があります。

大津:これまでもらった優勝賞金よりも今回の優勝賞金はかなり高額だったんじゃないですか。

篠田:正直おっかなかったです。「こんなもらってええんかなぁ。」って。

大津:初々しい発言ですね。

篠田:ハハハハハ(笑)

大津:これからもっと夢のある世界が待ってますよ。

篠田:そうですね、楽しみです。

大津:なにか自分へのご褒美とかは買いましたか。

篠田:特には買ってないですね。まだ将来に不安があるので、あまり調子に乗っちゃいけないと思ってまして。大切に取っておこうと。

大津:ルーキーチャンピオンは深谷選手(深谷知広選手・静岡96期)や新山響平選手(青森107期)、山口拳矢選手(岐阜117期)と現在S班の選手も過去に優勝しています。

篠田:現状ではまだまだですけど、いずれはそういった選手たちに肩を並べられるような選手に僕もなっていきたいです。

大津:ここから先どういった選手になっていきたいですか。

篠田:ファンの印象の残る選手になっていきたいですね。誰に聞いても「篠田」って知ってるっていうような存在になりたいです。

大津:まだ力不足だと仰っていましたが具体的に何が足りないと思っていますか。

篠田:レースの作り方や組み立て方です。そこがまだ下手くそだなって感じています。
小林泰正さんや佐々木悠葵さんと練習しているので少しずつでも近づいていかないといけないって思います。

大津:上位戦で戦うときに連係してみたい選手はいますか。

篠田:やっぱり小林泰正さんや佐々木悠葵さんです。前を回ってみたいです。
本当によく面倒を見てもらってますので、とても尊敬している存在です。

大津:戦ってみたい選手はいますか。

篠田:栃木の眞杉君(眞杉匠選手・栃木113期)ですかね。同級生なんですよ。練習は一緒にしたこともあるのですが、レースになったらどれだけ強いんだろうなって戦ってみたいです。同い年でS級S班ですから、その辺りは体感してみたいなってのはありますよね。

大津:オフの日はどう過ごしているんですか。

篠田:ゲームしてることが多いです。同期の佐々木祐太(岩手123期)とかとよく遊んでいます。あとはキャンプに行ったりします。インドアとアウトドアどちらも好きです。

大津:競輪選手になって良かったことはなんですか。

篠田:目立てることですかね。今日のインタビューの最初に「目立ちたくない」って言っちゃったんですけど本当は目立ちたがりなんです。

大津:目立ちたくない人の声色じゃないなって最初から思っていました。

篠田:すみません(笑)

大津:これから沢山目立てる舞台がありそうですね。

篠田:そうですね、良い意味で目立てるように頑張ります。

大津:今年の内に達成したい目標はありますか。

篠田:S級に上がることですね。上の舞台で戦うことで自分の中でも学べることが沢山あると思います。早く上の舞台に立ちたいです。どこまで通用するか分かりませんが挑戦はしていきたいです。

大津:123期で1発目のS級昇級になれば目立てますしね。

篠田:あまりプレッシャーをかけないでください。

大津:最後にオッズパークの会員の皆様にメッセージをお願いいたします。

篠田:しっかりとラインを連れて勝てるような選手になりますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

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※インタビュー / 大津尚之(おおつなおゆき)
ソフトな見た目と裏腹にパワフルで安定感のある重低音ボイスが魅力。
実況、ナレーション、インタビュー、俳優など活躍の場は多岐にわたる。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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