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小林 優香選手

2020年07月07日

先日発表になった東京オリンピックの代表に内定後、ガールズケイリンに復帰し完全優勝。この後も7月ガールズケイリンフェスティバル、8月ガールズドリームレースにも選出された小林優香選手(福岡106期)。
ナショナルチームとの兼ね合いや現在の練習状況、今後の意気込みなどをお伺いしました。

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山口:東京オリンピックの代表内定おめでとうございます。

小林:ありがとうございます。

山口:決まった時はどんなお気持ちでしたか?

小林:一番はほっとしたな、という気持ちでした。3月の世界選手権が終わった後に何となくはコーチから伝えられていたんですが、正式な形ではありませんでした。
東京オリンピックも延期になって不安もあったんですが、ひとまずほっとしました。

山口:延期を聞いた時はどうでした?

小林:最初は「またあと1年頑張らないといけないんだ」という大変さを思ったんですが、コーチに「あと1年、しっかり準備できる時間がある」と言われて、確かにそうだと切り替えられました。
今年、そのまま8月にオリンピックが行われていたとしたら、私は世界選手権の敗戦を引きずってしまいメダルは獲れなかったと思います。なのでうまく切り替えて準備をする、良い1年にしたいと思います。

山口:前向きに捉えられたんですね。

小林:そうですね。

山口:小林選手は、どの競技に出場するんですか?

小林:スプリントとケイリンの両方に出ます。

山口:両方ですか。違った難しさがあるんでしょうね。

小林:スプリントは瞬発力を求められる競技です。私はどちらかというと瞬発力はない方ですが、その中で強い相手と自分が対等に戦えるように、そして勝つためにトレーニングを積んでいます。

山口:続いてガールズケイリンに関しての話に移ります。
年末のオッズパーク杯ガールズグランプリ以来のレースで6月松山に出走されました。久々のレースはいかがでしたか?

小林:久しぶりにガールズケイリンを走って、レース勘が鈍っていたのかなと思います。内容は反省するところがありましたが、結果は完全優勝できたのでほっとしました。

山口:具体的にはどこが反省点だったんでしょうか?

小林:国際ルールでは周回中の併走はないんです。松山の初日は、インコースに包まれてしまいなかなか抜け出せず仕掛けも遅れました。ガールズケイリンと競技の差をはっきりと感じたレースでしたね。国内では包囲網というか警戒されているのを忘れていてひやっとしました。
でもガールズケイリンフェスティバルの前に実践を1開催走れて良かったです。感覚が少し思い出せました。

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山口:ガールズケイリンフェスティバルはメンバーも優勝経験がある選手が選出され、動けるタイプもたくさんいますが、印象はどうですか?

小林:強い選手たちばかりですね。今の日本のトップ選手たちが揃っていますが、私自身もオリンピックへ向けてしっかりトレーニングを積み、良い手応えを持っています。
6月のGI高松宮記念杯競輪を優勝した脇本さん(脇本雄太選手・福井94期/高松宮記念杯競輪は完全優勝)みたいな圧倒的な勝ち方をしたいなと思います。

山口:どんなレースを見せたいですか?

小林:逃げや捲りなど戦法にはこだわらずレースの中で判断をしっかりして、圧倒的なレースをしたいですね。

山口:ガールズグランプリでも対戦したトップ選手たちも揃います。対策はどうでしょうか?

小林:昨年のガールズグランプリの時期も、実は国際大会はシーズン中で連戦が続き疲労もある中で臨みました。結果として3着と負けた事は素直に反省しなければいけませんし、悔しいですが、今回のガールズケイリンフェスティバルでは自分が頂点に立てるように、しっかりと準備をしていきたいです。

山口:妹弟子の児玉碧衣選手(福岡108期)がかなり小林選手を意識されていたように思いますが、ご自身でもそれは感じていましたか?

小林:そうですね。彼女もガールズケイリンのトップとして走っていますし、もちろん同門ということで意識もします。ただ記者さんやメディア、ファンの方の方が大きく意識しているように感じます。それを感じとっていますね(苦笑)。
「優香 対 碧衣」というように比べられますが、戦う時には7人で走るので彼女だけではなく残り6人を意識しなければいけません。他の選手もしっかり注意をしてレースをしたいです。

山口:ガールズケイリンフェスティバルが行われるいわき平バンクの印象はいかがですか?

小林:悪くない印象ですし、直線が長い分最後スピードにものれると思うので、良いレースをしたいです。自分の判断に任せていけば失敗はないと思いますし、優勝するためにいわき平に行くのでしっかりレースをしたいです。

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山口:そして先日、ガールズケイリン総選挙の結果発表がありました。4位という結果はいかがですか?

小林:今年のファン投票についてSNSでは「投票してください、お願いします」という告知はしていませんでした。というのも、新型コロナウイルスで世界中が大変な時にそんなお願いをしても良いのかなと自分の中で葛藤があったからです。
宣伝をしていなかったにも関わらず4位という数字をもらえたことはとても嬉しいですし、ひとまず8月のオールスター競輪のコレクションを走れる、ガールズドリームレースを走れる権利をいただけて良かったです。

山口:国際大会での活躍もファンの方の評価に繋がったのではないでしょうか。

小林:国内のガールズケイリンの出走が少ない中で、私のことを忘れないでいてくれた、小林優香もいるよと覚えていてくれたのは嬉しかったです。

山口:ナショナルチームのメンバーも上位にきています。太田りゆ選手(埼玉112期)も同じくガールズドリームレースに選出されましたね。

小林:国内を走る機会が少ない中で、2人でドリームレースを走れるのはすごく光栄な事ですし、りゆちゃんとも「ドリームレースも頑張ろうね」と切磋琢磨しています。
まずはその前のガールズケイリンフェスティバルで2人とも走るので、そっちに向けてトレーニングを積んでいます。

山口:今の練習状況はどんな感じですか?

小林:伊豆のドームでトレーニングをしているんですが、協会の規定に従って都心部には行かないようにし、マスク着用をしてトレーニングをしています。

山口:競技とガールズケイリンのトレーニングの配分はどうでしょうか?

小林:あくまでも今は競技をメインにトレーニングを行っているので、ガールズケイリンのためのトレーニングに集中することは難しいんです。
その中で、ウォーミングアップの時にガールズケイリンの自転車に乗ったり、曜日によってはガールズケイリンの自転車でトレーニングをしたりしています。感覚は忘れないようにしています。

山口:ガールズケイリンとしては、7月ガールズケイリンフェスティバル、8月ガールズドリームレースとビッグレースが続きますが、モチベーションはどんなところですか?

小林:東京オリンピックが延期になったことで、他の国の選手は実戦がほとんどない状態だと思います。でも幸いなことに私は、ガールズケイリンを仕事にしているのでレースを走ることができます。
実際のレースを走ることで実戦感覚を忘れずにいられますし、それを活かしながら東京オリンピックに向けてモチベーションを上げていきたいです。

山口:今後もガールズケイリンの斡旋があれば走りますか?

小林:そこはコーチと相談になりますが、この後も斡旋が出れば走ります。

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山口:例えばの話になりますが、ガールズグランプリが決定したら走りますか?

小林:はい、出場が決まれば走ります。男子でも脇本さんが先日のGIを優勝してKEIRINグランプリを内定されたので、私も決まれば出ます。
ただ私は今年初めてのレースが6月の松山だったので賞金も低いですし、まだまだ道のりは長いですね。しっかり1本1本のレースを優勝できるように頑張りたいです。

山口:賞金面で、7月8月のビッグレースは優勝できたら大きく積み重なりますね。

小林:そうですね。賞金もとても魅力的ですが、それよりも先に「ガールズケイリンにも小林優香がいるよ」とレースでアピールしたいです。

山口:今の、ガールズケイリンとしての目標は何ですか?

小林:デビューした時から掲げていた【無双】というテーマをもとに今も走っています。ビッグレースの全冠制覇(1年間に行われる全てのビッグレースとガールズグランプリを優勝すること)は2年目(2015年)に達成しているんですが、出る大会、出るレースは全て優勝したいと思っています。

山口:今年のビッグレースの1つ目はガールズケイリンフェスティバルですが、3日間のトーナメントはいかがですか?

小林:ガールズケイリンフェスティバル自体には悪い印象はなく、むしろ相性の良い大会です。過去にはありがたいことに3回、完全優勝もできました。
しっかり良いイメージを持ちながら闘争心をむき出しにしてレースに臨みたいです。

山口:では最後にオッズパーク会員の方へメッセージをお願いします。

小林:この後、ビッグレース2つ走ることができます。そこでの優勝を目標にしっかりトレーニングを積んで頑張っていきたいです。

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター。
各競輪場で中継司会やリポーター、イベント司会などを担当。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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